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2026.05.09

「Rのつかない月は牡蠣を食べちゃいけない」は本当?|迷信の真実と夏の牡蠣の楽しみ方

「5月、6月、7月、8月は、牡蠣を食べちゃいけない」

そんな話を、聞いたことはありませんか?

英語で書くと、May、June、July、August。
確かに、これらの月には「R」の文字が入っていません。

一方、9月(September)から4月(April)までは、すべて「R」が入っています。

「Rのつかない月は、牡蠣を食べてはいけない」。
これは、古くから欧米で言い伝えられてきた、牡蠣にまつわる迷信です。

でも、これは本当なのでしょうか?

5月。ゴールデンウィークが終わり、初夏の気配を感じる季節。
牡蠣のシーズンは終わったけれど、本当に牡蠣を食べてはいけないのか。
この迷信の真実と、夏でも牡蠣を楽しむ方法をお伝えします。

「Rのつかない月」の迷信、その由来

「Rのつかない月は牡蠣を食べてはいけない」。
この言い伝えは、いつ、どこで生まれたのでしょうか。

起源は、ヨーロッパだと言われています。
特にフランスやイギリスなど、牡蠣の養殖が盛んだった地域で、古くから語り継がれてきました。
日本でも、明治時代以降、欧米の文化とともにこの迷信が伝わり、広まっていきました。

では、なぜ「R」なのか。英語の月の名前を見てみましょう。

1月 January、2月 February、3月 March、4月 April。これらには「R」が入っています。
そして、9月 September、10月 October、11月 November、12月 December。
これらにも「R」が入っています。

一方、5月 May、6月 June、7月 July、8月 August。
これらには「R」が入っていません。

つまり、「Rのつかない月」とは、5月から8月の夏の時期を指しているのです。

なぜ、夏は牡蠣を食べてはいけないと言われたのか

この迷信には、ちゃんとした理由がありました。
科学的な根拠と、当時の技術的な制約です。

産卵期で身が痩せる

牡蠣は、春から夏にかけて産卵の準備に入ります。
水温が上がり始める5月頃から、牡蠣は体内に蓄えた栄養を使って、卵や精子を作り始めます。

6月〜7月の産卵後の牡蠣は、身が痩せて水っぽくなります。
冬の間にぷっくりと太っていた身は、栄養を産卵に使うため、小さく、味も薄くなってしまいます。
見た目も悪く、食べても美味しくない。
これが、夏の牡蠣を避けるべき理由の一つでした。

水温が上がり、食中毒のリスクが高まる

もう一つの理由は、食中毒のリスクです。

夏になると、海水温が上がります。
温かい海水は、細菌やウイルスが繁殖しやすい環境。
牡蠣は海水を濾過して生きているため、海水中の細菌やウイルスを体内に取り込んでしまいます。

特に、昔は冷蔵・冷凍技術が発達していませんでした。
牡蠣を新鮮な状態で保つことが難しく、夏場は腐敗や食中毒のリスクが非常に高かったのです。

実際、19世紀のヨーロッパでは、夏場の牡蠣による食中毒が多発していました。
「夏に牡蠣を食べると、病気になる」。
これは、経験則として広く知られるようになりました。

冷蔵技術がなかった時代

さらに、輸送の問題もありました。

冷蔵車や冷凍車がなかった時代、牡蠣を産地から遠く離れた場所へ運ぶのは、冬場でさえ大変なことでした。夏場になれば、なおさらです。
輸送中に牡蠣が傷み、食中毒のリスクが高まる。
だから、夏場の牡蠣の流通は避けられていました。

「Rのつかない月は牡蠣を食べてはいけない」。
この迷信は、当時の技術では、非常に合理的な知恵だったのです。

現代では、夏でも牡蠣を楽しめる

しかし、時代は変わりました。

冷蔵・冷凍技術が発達し、輸送手段も進化しました。
衛生管理の基準も厳しくなり、養殖技術も向上しました。
現代では、夏でも安全に牡蠣を楽しむことができます。

冷凍牡蠣という選択肢

冷凍技術の発達により、牡蠣を新鮮な状態で冷凍保存できるようになりました。
冬の間に水揚げされた牡蠣を急速冷凍すれば、栄養も旨味も、ほぼそのまま保つことができます。

冷凍牡蠣は、通年で楽しめます。5月でも、6月でも、7月でも、8月でも。
解凍すれば、いつでも美味しい牡蠣を食べられます。
カキフライ、牡蠣鍋、牡蠣グラタン、牡蠣のアヒージョ。
様々な料理に使えます。

岩牡蠣という選択肢

もう一つの選択肢が、岩牡蠣(イワガキ)です。

岩牡蠣は、マガキとは異なる種類の牡蠣で、産卵期が異なります。
マガキの産卵期は春から夏ですが、岩牡蠣の産卵期は夏の終わりから秋にかけて。
つまり、夏の間、岩牡蠣は身が太っていて、美味しいのです。

「夏が旬の牡蠣」として、岩牡蠣は人気があります。
主に日本海側で天然または養殖されており、6月から8月が最も美味しい時期です。
大ぶりで、クリーミーな味わいが特徴です。

夏に生牡蠣を楽しみたいなら、岩牡蠣を選ぶ。
これも、一つの方法です。

衛生管理の進化

現代の牡蠣養殖では、衛生管理が徹底されています。
清浄海域での養殖、浄化処理、温度管理、出荷前の検査。
これらすべてが、食中毒のリスクを最小限に抑えています。

「Rのつかない月は牡蠣を食べてはいけない」。これは、もはや迷信です。
現代の技術があれば、夏でも安全に、美味しく牡蠣を楽しめます。

では、5月の牡蠣はどうなのか

5月。ゴールデンウィークが終わり、初夏の陽気。
牡蠣のシーズンは終わりに近づいています。

5月のマガキは、産卵に向けて栄養をどんどん蓄えて大粒です。
しかし正直に言うと、旨みがない大味で加熱すると食感がなくなります。

生牡蠣として楽しむなら、やはり冬(11月から3月)がベストシーズン。
5月になると、生牡蠣の販売を終了する産地も多くなります。
中野水産でも、生牡蠣の販売は4月頃までが中心です。
5月以降は、在庫状況により販売を終了する場合があります。

ただし、牡蠣を楽しめなくなるわけではありません。
むしろ、夏だからこそ楽しめる牡蠣があります。

中野水産の夏|冷凍牡蠣で、通年美味しさを

中野水産では、夏場も牡蠣をお楽しみいただけるよう、冷凍商品をご用意しています。

冷凍牡蠣(むき身)

冬の間に音戸の瀬戸で水揚げされた牡蠣を、急速冷凍。
栄養も旨味も、ほぼそのまま閉じ込めています。

解凍すれば、様々な料理に使えます。
牡蠣鍋、牡蠣グラタン、牡蠣のアヒージョ、牡蠣とほうれん草のソテー、牡蠣の炊き込みご飯。
レシピは無限です。

5月、6月、7月、8月。
夏でも、音戸の瀬戸の牡蠣の美味しさを存分に楽しんでいただけます。

👉 冷凍牡蠣(むき身)を購入する

冷凍カキフライ

中野水産の人気商品、冷凍カキフライ。

音戸の瀬戸の牡蠣を、一つ一つ手作業で衣をつけて冷凍。
ご家庭で揚げるだけで、サクサクのカキフライが楽しめます。

オイスターカップ2025カキフライ部門で最優秀賞を受賞した、日本一のカキフライ。
その技術を活かした冷凍カキフライは、夏のお弁当にも、夕食にも最適です。

👉 冷凍カキフライを購入する

※在庫状況により、入荷次第販売再開となる場合がございます。
最新情報は商品ページをご確認ください。

牡蠣の佃煮「おともがき」

そして、通年で楽しめる新商品「おともがき」。

音戸の瀬戸の牡蠣を使った佃煮で、ご飯のお供に最適です。
うま辛味噌と、しょうゆ山椒の2種類。賞味期限は製造日より180日で、常温保存が可能。

夏の食欲が落ちる時期でも、牡蠣の旨味がご飯を進めます。
お弁当にも、夜食にも。牡蠣を、毎日の食卓に。

👉 おともがき(牡蠣の佃煮)を購入する

※数量限定のため、在庫が入り次第販売再開となります。

生牡蠣のシーズンは終わっても、中野水産の牡蠣は終わりません。
冷凍牡蠣、冷凍カキフライ、牡蠣の佃煮。
夏でも、音戸の瀬戸の牡蠣を楽しんでいただけます。

「Rのつかない月」でも、牡蠣は美味しい。それが、現代の牡蠣の楽しみ方です。

【イベント出店のお知らせ】5月10日、マツダスタジアムでお会いしましょう

5月10日(土)、中野水産はMAZDA Zoom-Zoomスタジアム広島(マツダスタジアム)で開催されるイベントに出店いたします。

イベント詳細

日時: 2026年5月10日(土)
場所: MAZDA Zoom-Zoomスタジアム広島

※イベントの詳細については、後日改めてお知らせいたします。

会場では、音戸の瀬戸の牡蠣を使った商品を販売予定です。ぜひ、お立ち寄りください。

詳しい情報は、Instagram、LINE公式アカウント、公式サイトでお知らせいたします。

👉 Instagram
👉 LINE公式アカウント

皆様のお越しを、心よりお待ちしております。

まとめ:迷信を超えて、夏も牡蠣を楽しむ

「Rのつかない月は牡蠣を食べてはいけない」。
この迷信は、冷蔵技術がなかった時代の、合理的な知恵でした。
産卵期で身が痩せること、水温が上がり食中毒のリスクが高まること、輸送が困難だったこと。
これらすべてが、夏の牡蠣を避ける理由でした。

しかし、現代では技術が進化しました。冷凍牡蠣、岩牡蠣、徹底した衛生管理。
これらのおかげで、夏でも安全に牡蠣を楽しめます。

5月のマガキは、確かに冬と比べると身が痩せ始めています。
生牡蠣のシーズンは終わりです。
でも、中野水産の冷凍牡蠣、冷凍カキフライ、牡蠣の佃煮なら、夏でも音戸の瀬戸の美味しさを楽しめます。

迷信を超えて、牡蠣を楽しむ。それが、現代の牡蠣の楽しみ方です。

そして5月10日、マツダスタジアムで、皆様とお会いできることを楽しみにしています。

👉 中野水産オンラインショップはこちら

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